弁護士として独立開業したい人のなかには、レンタルオフィスを事務所として利用したいと考えている人もいるでしょう。弁護士にとって、レンタルオフィスはメリットの多いサービスです。
本記事では、弁護士がレンタルオフィスを事務所にするメリットや選び方などを詳しく解説します。おすすめのレンタルオフィスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
そもそもレンタルオフィスとは?
レンタルオフィスとは、業務に取り組むうえで必要なデスク・椅子・インターネット環境などが整った事務所を借りられるサービスです。価格設定はさまざまですが、賃貸オフィスよりも遥かに安く利用できます。
そのため、予算をかけずに事務所を構えたい人から人気を集めています。会議室のレンタルサービスを行っているところもあり、顧客との打ち合わせや商談に使えるのが嬉しいポイントです。
弁護士がレンタルオフィスを事務所にするメリット
弁護士が事務所を用意する場合、レンタルオフィスを利用する・賃貸オフィスを契約する・自宅を事務所にする、といった3つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットは以下の表のとおりです。
メリット |
デメリット |
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レンタルオフィス |
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賃貸オフィス |
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自宅を事務所にする |
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ここでは、弁護士がレンタルオフィスを事務所にするメリットについて解説します。具体的には、以下の3点です。
- 資金に余裕がない人でも無理なく事務所を構えられる
- スピーディーに事業を始められる
- 会議室が併設されているところもある
メリットを理解しておくことで、前向きな気持ちでレンタルオフィスの利用を検討できるでしょう。
資金に余裕がない人でも無理なく事務所を構えられる
これから弁護士事務所を立ち上げる人のなかには、あまり予算を割けない人もいるでしょう。
賃貸オフィスの場合、少なく見積もっても10~20万円の賃料が発生するケースが多いです。その点、レンタルオフィスは賃貸オフィスに比べて低価格で契約できるため、資金に余裕がない人でも無理なく事務所を構えられます。
例えば、弊社が運営している『熊谷オフィス』では、月額1,9800円から事務所を借りられるプランをご用意しています。コストを抑えて事務所を構えたいと考えている人にとって、メリットだと言えるでしょう。
スピーディーに事業を始められる
レンタルオフィスは、契約した日から実際に事務所を使い始められるところも数多く存在します。そのため、スピーディーに事業を始められるのが嬉しいポイントです。
一方、賃貸オフィスを契約し事務所を構える場合には、申し込みをしてから使える状態に整えるまでに1ヶ月以上かかることも珍しくありません。また、オフィス家具の搬入などの手間や費用もかかります。
なるべく早く弁護士としての仕事をスタートしたい人は、賃貸オフィスではなくレンタルオフィスを選ぶことをおすすめします。
会議室が併設されているところもある
レンタルオフィスのなかには、顧客との打ち合わせや商談に活用できる会議室が用意されているところもあります。清潔感や高級感のある会議室が併設されているレンタルオフィスを選べば、顧客からの信頼を勝ち取りやすくなり、売上の向上に貢献できるでしょう。
別途打ち合わせ場所を確保する必要がないため、時間や手間を抑えられるのも魅力のひとつです。
弁護士の独立開業に必要な費用
弁護士が独立開業する際には、事務所代のほかに以下のようにさまざまな費用がかかります。
- 資格免許の登録にかかる登録免許税:6万円。
- 日弁連への名簿登録料:3万円+1万4000円/月の会費。
- 各地域の弁護士会の入会金・会費:地域によって異なる(例:東京都は3万円)
- 事務所代:初期費用・光熱費・毎月の賃料・更新料など。
- オフィス家具代:デスク・椅子・キャビネットなど。
- IT関連機器代:パソコン・プリンター・インターネット回線など。
- 各種ツール代:ZOOM・Teamsなどのツール代。
- その他費用:ホームページや名刺の作成にかかる費用など。
賃貸オフィスの代わりにレンタルオフィスを活用することで、事務所代を大幅に削減できます。また、デスクや椅子などの最低限のオフィス家具も用意されているうえに、インターネット回線も無料で使えるところが大半です。
資格免許の登録や弁護士会への会費などがかかるからこそ、固定費を下げるためにレンタルオフィスを使う弁護士が多く存在します。
弁護士がレンタルオフィスを選ぶ際の基準
弁護士がレンタルオフィスを選ぶ際には、以下の基準を参考にしましょう。
- 住所利用ができるか
- 費用対効果の高さ
- 打ち合わせ用のスペースがあるか
それぞれについて詳しく説明するので、レンタルオフィス選びにお役立てください。
住所利用ができるか
自宅を事務所にする場合、顧客に住所を後悔することに抵抗を抱く人もいるでしょう。顧客に自宅の住所が伝わると、プライバシー被害に遭う恐れがあります。
その点、住所利用が可能なレンタルオフィスを選べば、自宅の住所を公開せずに済みます。レンタルオフィスの住所をホームページや名刺などに掲載できるため、安全に事業を進められるでしょう。
費用対効果の高さ
レンタルオフィスを選ぶ際には、費用対効果も重要な基準です。受付対応や電話対応のサービスが月額費用のなかに組み込まれているレンタルオフィスも存在しますが、これらのサービスを利用しない場合、費用が無駄となってしまいます。
そのため、実際に使用する可能性が高いサービスだけが含まれているレンタルオフィスを選びましょう。受付対応や電話対応などがオプションとして用意されているところを選べば、必要なタイミングで追加することができます。
打ち合わせ用のスペースがあるか
先述したとおり、レンタルオフィスのなかには顧客との打ち合わせに使えるスペースが併設されているところもあります。弁護士にとって、顧客との商談や打ち合わせは非常に重要な仕事のひとつです。
打ち合わせ中に顧客にどれだけ好印象を抱いてもらえるかによって、仕事の受注率や売り上げが大きく変わって来るでしょう。そのため、心地よく快適な環境のスペースが用意されているレンタルオフィスを選ぶ必要があります。
実際にレンタルオフィスに足を運んで、契約を結ぶまえに施設の清潔さや快適さを確認しておきましょう。
『熊谷オフィス』は弁護士におすすめのレンタルオフィス
弊社が運営している『熊谷オフィス』は、埼玉県で活動したい弁護士におすすめのレンタルオフィスです。ここでは、『熊谷オフィス』のおすすめポイントを4つ紹介します。
- 都内よりも低価格で契約できる
- 法人登記・電話設置に対応している
- 打ち合わせに便利なレンタル会議室が併設されている
- 低価格でホームページを作成してもらえる
埼玉県を拠点にして弁護士の業務に臨みたい人は、ぜひ『熊谷オフィス』の利用を検討してみてください。
都内よりも低価格で契約できる
埼玉県熊谷市で運営している『熊谷オフィス』は、都内のレンタルオフィスよりも遥かに安く利用できます。『熊谷オフィス』の料金プランは、以下のとおりです。
プラン |
月額料金 |
自由席 |
19,800円 |
指定席 |
31,900円 |
半個室(2名用) |
45,000円~ |
半個室(4名用) |
72,000円~ |
3人部屋 |
53,900円 |
4人部屋 |
64,900円 |
低価格で事務所を用意したい人や埼玉県を拠点として業務を開始したい人は、ぜひ『熊谷オフィス』の利用を検討してみてください。
法人登記・電話設置に対応している
『熊谷オフィス』では、指定席・3人部屋・4人部屋のプランを選べば法人登記や電話設置ができます。そのほかにも、以下のサービスを受けられます。
- キャビネットの利用
- ロッカーの利用
- ポストの利用
- 会議室の無料利用
弁護士として活動をする人は、指定席のプランを選ぶことをおすすめします。秘書や事務員などを雇うタイミングで3人部屋・4人部屋を契約することも可能です。
打ち合わせに便利なレンタル会議室が併設されている
『熊谷オフィス』にはレンタル会議室が併設されており、顧客との商談・打ち合わせに使えます。利用料は1時間1,650円ですが、自由席以外のプランを契約している人は無料で利用できます。
静かな環境で顧客と対話できるため、落ち着いて商談を進めることができます。また、清潔感があり心地よい環境が整っているため、顧客から好印象を抱かれやすいのも嬉しいポイントです。
低価格でホームページを作成してもらえる
弁護士を始めとする士業として働く人の多くが、Web集客に力を入れています。インターネットやテレワークの普及により営業方法が変化した昨今では、売り上げを向上させるためにWeb集客で顧客を獲得することが大切です。
しかし、自身でホームページを立ち上げる際には、Web制作会社へ高額を支払う必要があります。『熊谷オフィス』では、月額3,500円からという圧倒的な低価格でホームページ作成サービスを提供しています。費用を抑えてWeb集客ができるため、ぜひ上手に活用してみてください。
弁護士として事務所を構えたい人にはレンタルオフィスがおすすめ!
事務所を構えたい弁護士の人には、レンタルオフィスの利用がおすすめです。レンタルオフィスは、賃貸オフィスよりも安くスピーディーに事務所を用意できます。また、住所利用が可能なところを選べば、顧客へ自宅の住所を公開せずに済み、プライバシー面も安心です。
ぜひ、本記事の内容を参考にして、自身にあったレンタルオフィスを探してみてください。