弁護士や税理士などの士業として働いており、自分の事務所を開設したいと考えている人もいるでしょう。本記事では、士業の人が事務所を開設する際に押さえるべきポイントを詳しく解説します。また、事務所を開設する際におすすめのサービスについても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
士業の人が事務所を構える際に注意すべきポイント
士業として働く人が事務所を設置する際には、以下の5点を押さえましょう。顧客からの信頼を勝ち取りやすくなり、売り上げの向上につながります。
- 立地にこだわる
- 綺麗な外観の建物を選ぶ
- 顧客との商談スペースを確保する
- アクセスのしやすさを重視する
- 無理なく長期的に借りられる価格の物件を選ぶ
立地にこだわる
事務所を開設するにあたり、どのエリアを選択するかは非常に重要です。一般的には、虎ノ門などの一等地に事務所を構えることで顧客からの信頼を得やすくなると言われています。
ただし、都心は人口が多いのも事実ですがその分競合の数も増えて、上手に差別化をしないと案件の受注が困難です。一方で、地方は競合の数が少ないため、顧客の取り合いになりにくいというメリットがあります。
都心を選ぶか地方を選ぶかに絶対的な正解はないため、どのような戦略で事業を展開するか考えたうえで立地を決めていきましょう。
綺麗な外観の建物を選ぶ
都心に事務所を構えるにせよ地方に事務所を構えるにせよ、建物の外観はとても重要です。年季の入った古い物件よりも、綺麗な見た目のビルの方が顧客に安心感を与えられます。
とはいえ、見た目が豪華になるほど家賃が高い傾向にあるため、予算を加味して物件を選びましょう。また、外観だけでなく内装の清潔感も非常に重要です。賃貸オフィスを借りる場合は内装工事にこだわったり、レンタルオフィスを契約する場合は事前に入念に内覧をしたりしましょう。
顧客との商談スペースを確保する
クライアントワークである士業の仕事を進めるうえで、顧客との面談や商談はとても大切な業務です。商談を通じて信頼関係を築くことで、案件の受注率が大幅に向上します。
そのため、事務所内に顧客との商談スペースを確保するのが理想です。賃貸オフィスや自宅兼事務所では商談用のブースを作り、レンタルオフィスでは商談スペースが設けられているところを選びましょう。
アクセスのしやすさを重視する
顧客が事務所に足を運びやすくするためにも、アクセスのしやすさはとても重要です。どれだけ質の高い仕事をしていても、アクセスが困難な場所では顧客はなかなか事務所に訪れないでしょう。
都心に事務所を構える場合、ターミナル駅の近くが理想の立地です。地方の場合は迷わずに訪問できる分かりやすい場所に事務所を設置しましょう。また、顧客が通いやすいように駐車場を設けることをおすすめします。
無理なく長期的に借りられる価格の物件を選ぶ
「経営を安定させるのは難しい」と感じている士業の人は数多く存在します。安定して仕事を獲得できる時期もあれば、うまくいかない時期もあるものです。とくに、開業したての人は事業が軌道に乗るまでに時間を要します。
そんななかで売り上げに見合わない高額な賃貸オフィスやレンタルオフィスを契約すると、金銭的負担が大きくなりストレスを抱く恐れがあります。そのため、無理なく借りられる価格の物件を選びましょう。
事務所の開設にはレンタルオフィスの活用がおすすめ
事務所を開設したいと考えている人には、低コストかつスピーディーに使えるレンタルオフィスの活用がおすすめです。
レンタルオフィスのほかにも、賃貸オフィスや自宅兼事務所を使って事務所を開設する方法があります。それぞれのメリット・デメリットは以下の表のとおりです。
メリット |
デメリット |
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レンタルオフィス |
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賃貸オフィス |
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自宅兼事務所 |
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それぞれにメリット・デメリットがありますが、これから新たに事務所を構える人にはレンタルオフィスの活用がおすすめです。
レンタルオフィスとは
レンタルオフィスとは、業務に必要なオフィス家具・インターネット環境・電源などが用意されている貸事務所のことです。
初期費用や月額費用を安く抑えられるうえに、オフィス家具の購入やWi-Fiの契約などが不要です。また、契約を結んでから使い始められる状態になるまでの期間が短いため、スピーディーに事業に着手できます。施設によってはレンタル会議室などの商談・面談用スペースが設けられているため、集中しやすい環境で顧客とのコミュニケーションを図れます。
ただし、プライバシー対策が万全ではないところもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
賃貸オフィスとは
賃貸オフィスを使って事務所を構える場合、万全なプライバシー対策を講じられるため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。士業として働くうえで売り上げに支障を来さないためにも、顧客の情報を漏らさないための努力は必須です。
また、内装を自由にレイアウトできるのも賃貸オフィスの魅力です。家具の質や配置に拘ることで、顧客にとって心地よい空間を演出できます。
ただし、賃貸オフィスを使って事務所を構える際には、以下の費用が発生します。
- 前賃料
- 仲介手数料
- 敷金・保証金
- 礼金
- 月ごとの賃料
- 更新費
- オフィス家具代
- 内装工事代
- 光熱費
- インターネット代
トータルで100万円以上かかることも珍しくありません。また、申し込みをしてから事務所として使い始める状態が整うまでに、2ヵ月程度かかる点もデメリットです。
自宅兼事務所とは
自宅を事務所として活用することで、金銭的負担を最小限にできます。また、自分にとって心地よい環境をカスタマイズできる点も魅力です。
一方で、顧客との打ち合わせ場所の確保が困難な点や、自宅の住所が顧客に知られてしまいトラブルに発展する恐れがある点はデメリットだと言えます。また、仕事とプライベートのメリハリをつけるのが難しいため、精神的ストレスを感じやすくなるでしょう。
『熊谷オフィス』ならコスパ良く事務所を構えられる
埼玉県を中心に事業を展開したいと考えている士業の人には、弊社が運営している『熊谷オフィス』の利用をおすすめします。『熊谷オフィス』を使うメリットは、以下の4つです。
- リーズナブルな価格設定で負担を抑えられる
- アクセスが良いため顧客を呼び込みやすい
- レンタル会議室を使って快適に商談ができる
- 低価格でホームページを作成してもらえる
リーズナブルな価格設定で負担を抑えられる
『熊谷オフィス』は、初期費用や月額費用が安いため、金銭的負担を抑えて事務所を構えられます。具体的には、以下の料金体系となっています。
【初期費用】
月額費用の3倍の金額
【月額費用】
プラン |
月額料金 |
自由席 |
19,800円 |
指定席 |
31,900円 |
半個室(2名用) |
45,000円~ |
半個室(4名用) |
72,000円~ |
3人部屋 |
53,900円 |
4人部屋 |
64,900円 |
事業規模の拡大に応じて契約プランを変更することが可能です。まずはレンタルオフィスを契約して事務所を構え、売り上げが伸びてきたタイミングで賃貸オフィスに切り替えるのも手段のひとつです。とくに自由席・指定席・半個室タイプは空きが多いため、スムーズに入居できます。
【自由席・指定席】
【半個室】
【個室】
アクセスが良いため顧客を呼び込みやすい
埼玉県の顧客がアクセスしやすい点も、『熊谷オフィス』の魅力です。JR熊谷駅から徒歩3分と駅チカなため、顧客を呼び込みやすく商談の機会をたくさん設けられるでしょう。
また、分かりやすい場所にあるため顧客が道に迷ってしまい商談の時間が遅れる可能性も低いです。
レンタル会議室を使って快適に商談ができる
『熊谷オフィス』には完全個室のレンタル会議室が備わっており、顧客との商談や面談に使えます。個室なためプライバシー面での心配もなく、集中して話せるのが嬉しいポイントです。
自由席以外のプランで契約している人は無料で、自由席を選んだ人は1時間1,650円から利用できます。リーズナブルにレンタル会議室を使えるため、ぜひ積極的に利用してみてください。
低価格でホームページを作成してもらえる
インターネットが普及している昨今では、士業として働く人にとってWeb集客で顧客を獲得することが大切です。Web集客を進めるうえで不可欠なホームページですが、専門業者に作成を依頼すると高額な費用がかかります。
その点、『熊谷オフィス』では月額3,500円からホームページ作成サービスを実施しているため、低価格でWeb集客に取り組めます。また、経営者によるセミナーも無料で開催しているため、集客方法について学べる機会があるのも魅力です。
事務所選びにこだわって顧客からの信頼を勝ち取ろう!
事務所選びは、士業の人にとって売り上げを左右する重要な項目です。立地・外観・内装・アクセス・費用などにこだわって慎重に選択しましょう。
賃貸オフィスや自宅兼事務所という選択肢もありますが、初めて事務所を設ける人にはレンタルオフィスがいちおしです。金銭的負担を抑えつつスピーディーに事務所を使えるため、ぜひ前向きに検討してみてください。